2019年05月31日
ホソバコケシノブ(細葉苔忍)
レースのように美しい葉。シノブは、着生のシダ植物のこと。
ホソバコケシノブ(細葉苔忍)でしょうか?
ちょっと、自信がありません。
苔と同じ場所に生息していました。
また、背丈は5センチほど。
すくっと立ち上がって光を受けているので、
目につきます。
苔という名前の付いているシダ植物。
苔シーリーズも、ひとまずここで小休止。
本当に、ほんの一部だけですが、ご紹介しました。
なんせ、600種類も屋久島には生息しているそうですから、
一日一種類でも、1年以上かかります(笑)
とても豊かな自然ですね。
【ホソバコケシノブ(細葉苔忍)】
学名:Hymenophyllum polyanthos (Sw.) Sw.
コケシノブ科コケシノブ属
シダ植物
2019年05月30日
クモノスゴケモドキ(蜘蛛の巣苔擬)
クモノスゴケという、モドキがつかない苔も存在します。
クモノスゴケモドキは先端が細くならないのに対して、
クモノスゴケは先端が細くなることがあるとのこと。
葉状体は平べったくて、匍匐して増えます。
特徴的なので、これは覚えやすいかも。。。。
種類が多く、似た苔も多いので、なかなか覚えられませんが、
少しずつ、少しずつ、繰り返し確認して覚えてゆきます!!
名前を知っていると、それを調べる引っ掛かりができるので、
とても大切。
苔自身は、名前はどうでも良いでしょうけど。。。
【クモノスゴケモドキ(蜘蛛の巣苔擬)】
学名:Pallavicinia ambigua (Mitt.) Steph.
クモノスゴケ科 クモノスゴケ属
雌雄異株
2019年05月29日
特に好きな苔。スナゴケ
北海道〜九州に分布していて、
特に珍しくない苔ですが、
この苔、好きです。
苔の星がたくさん光っているようで!
日当たりの良い岩肌などに群生。
直射日光があたる場所での適応力があるので、
屋上での緑化素材としても使用されているとのこと。
日向でよく見かけるせいか、
なんだか、陽気な雰囲気のあるスナゴケ。
シャラシャラと、光の反射の音が聞こえて来そうです✨
【スナゴケ】
学名:Racomitrium japonicum
キボウシゴケ科 シモフリゴケ属
2019年05月28日
ヒロハノヒノキゴケ
さわさわと撫でたくなります。
切り株や、岩の上に群生しています。
遠くからも見ても、近づいて見ても、
その緑の輝き具合に、うっとりします。
苔が緑なのは、緑の色素を必要とせず、
反射しているから緑に見えているのですが、
人間が、綺麗で、落ち着くと感じる色に、
森全体が、反射していると考えると、
本当に不思議な気持ちになります。
よくできている。。。。
どうして、人間は緑を見ると、落ち着くのでしょうか。
不思議なことがいっぱいです。
【ヒロハノヒノキゴケ(檜蘚)】
学名: Pyrrhobryum spiniforme
ヒノキゴケ科 ヒノキゴケ属
雌雄異株
2019年05月27日
ウツクシハネゴケ
ウツクシハネゴケ
美しい羽の苔。
名前も見た目も美しい苔です。
白谷雲水峡などで、多く見ることができます。
湿度の多い、木の幹などに生息しています。
規則正しく羽状・扇形に分枝している様子、
木などの分岐の縮図のようで、
苔のを観察していると、大きな森の幾何学を見ている気持ちになります。
素晴らしい調和の世界。すごい数式が隠れていそうです。
【ウツクシハネゴケ】
学名:Plagiochila pulcherrima Horik
ハネゴケ科
2019年05月26日
ムチゴケ
ムチゴケ。
裏をみると、鞭状の枝があるので、ムチゴケ。
オオムカデゴケと、呼ばれることもあるそうですが、
ムカデに似ているかしら?
本州から九州に生育。
育てるのが簡単なので、テラリウムなどで楽しんでいる方も多いようです。
テラリウム。枯らさずに育てる自信が私にはないので、手を出せないので
上手に育てている方たち、素晴らしいと思います。
ガラスの中の小宇宙。
いろんな形の苔を組み合わせる世界。
ハマるとどんどんハマりそうです(笑)
【ムチゴケ】
学名:Bazzania pompeana
別名:オオムカデゴケ
ウロコゴケ目ムチゴケ科の苔類
2019年05月25日
クラドニア(花苔)
屋久島の森の中で、
苔に混じってみることのできる地衣類。
クラドニア(花苔)の種類。
英語名は、reindeer moss
トナカイの苔。
トナカイが好んで食べるそうです。
地衣類は、菌類。
木の幹に付いているものも、よく見ます。
なんとも魅力的な、色と形です。
参照ページ
理科教材データベース
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
地衣類図鑑:ハナゴケ科
コトバンク
ハナゴケ(花苔)
国立科学博物館
地衣類の研究
2019年05月24日
むくむくゴケ
コケの中でも、ひときわ可愛い名前。
ムクムクゴケ。
ひらがなで書きたくなります。
むくむくゴケ。
葉の先端が細かく糸状に裂けていて、
それが、毛のように見えるのでこの名前。
見た目も名前も、可愛いコケです。
どんな人が名付けたのかなぁ。
すごい真面目そうな学者さんとかが、名付けてたのかな。
と想像したら、ニンマリしちゃいます。
名付け親の情報って、なかなか見つけられないですね。
【ムクムクゴケ】
学名:Trichocoleaceae
ムクムクゴケ科
ゼニゴケ植物門ウロコゴケ綱
苔類(たいるい)綱
2019年05月23日
タカサゴサガリゴケ 高砂下がり蘚
森の中で、枝からぶら下がっているところを見ることができる、
タカサゴサガリゴケ。
光が透過して、美しく緑に光ります。
コケのカーテンのようですね。
◎
コケという漢字。
苔/蘚/蘿と種類があるのですね。
今まで【苔】しか、意識したことがなかったです。
苔は分類として
蘚(せん)類、苔(たい)類、ツノゴケ類の3つに分かれるんですね。
すごく初歩的なことですが、初めて知りました。
【タカサゴサガリゴケ 高砂下がり蘚】
学名:Pseudobarbella levieri (Renauld et Card.) Nog.
ハイヒモゴケ科 ツヤタスキゴケ属
2019年05月22日
龍のような流木
海岸に打ち上げられていた、龍のような流木。
優しい顔をしています。
近づくと杉の香りがするので、杉でしょう。
海の散歩は、気持ち良いだけじゃなくて、
時々、思いがけず美しいものとも出会いもあり、
とても楽しいです。
裸足になって、海に足をつけると、
足の裏が余分な物が抜けてゆくようです。