2021年01月21日
胡椒の香り。フウトウカズラ。
フウトウカズラの朱色の実が、たわわに実っています。
【フウトウカズラ(風藤葛)】
Piper kadzura
コショウ科コショウ属
つる性常緑低木
雌雄異株
つる性植物で木に這っているので、よく目立ちます。
実を潰して香って見ると、胡椒の香り。
◎
食べられるのかな?
「フウトウカズラ 食べる」で検索してみると、、、
フウトウカズラの未熟な実をお塩を混ぜたオリーブオイルに漬けたものを香味野菜として、
使っている方がいたり、
ストーブで乾燥させて、すり潰しラーメンにかけたり、
フウトウカズラのピクルスの古漬けで食べていたり、
チョコレートに混ぜていたり、、、
食べた感想も、色々でした。
本物のコショウは熱帯植物のため、日本では栽培されていないようです。
◎
神経痛や打撲などに対して薬効があるとも言われているようです。
2021年01月20日
海岸に流れ着いてたウミウチワ
海岸に流れ着いていたウミウチワ。
こんなに大きいものは初めて見ました。
美しいです。
調べてみると、〈ウミウチワ〉には
海藻の「ウミウチワ」とソフトコーラルの「ウミウチワ」があるそう。
これは、トゲヤギ科のサンゴの骨格かな?
アクアリウムなどに使用するようですね。
2021年01月19日
ヒカゲノカズラ(日陰鬘、日陰蔓)
朝露が付いているヒカゲノカズラの水滴。
接写して見たら、まん丸。
とても美しいです。
ヒカゲノカズラ類はデボン紀(約4億1600万年前から約3億5920万年前まで)から
地球上にあった古い植物。
胞子は、《石松子(せきしょうし)》と呼ばれ、
うすい黄色の粉末で、湿気を防ぐため、丸薬や火薬の衣や白粉の粉、
皮膚病薬などの原料に用いられているそうです。
2021年01月18日
チョウゲンボウとカラスの攻防
朝の海岸で、チョウゲンボウとカラスの攻防が繰り広げられていました。
チョウゲンボウは三羽。
基本、一対一での攻防。
カラスの方が、チョウゲンボウにちょっかいを出している感じではなく、
チョウゲンボウが、なんどもカラスのところに戻っては、
攻撃していました。
逆の印象があるので、少しびっくり。
時々、叫びのような鳴き声も聞こえてくる攻防でした。
チョウゲンボウとカラスの攻防 屋久島 yakushima
2021年01月17日
ズーフィコス化石群(宮之浦)
ズーフィコス化石群を久しぶりに見に行きました。
化石群というだけあって、
周囲を見渡すと、複数見ることができました。
ズーフィコス化石群とは。
2003年に屋久島の中川さん(中川スポーツ)が偶然発見された珍しい生痕化石(生き物がいた痕跡を示す化石)。
深海2000メートル以上に生息し、泥を食べて生きるユムシ類(現存)が
泥を食べた痕跡が「ズーフィコス」だそうです。
深海底地層「日向層群」に生息していた、
ユムシという海底に住む生物のおトイレの化石。
約4000万年前のものとみられています。
直径が105センチ。天然記念物。
断層が垂直になっているのは、
大陸プレートと海洋プレートがベルトコンベアのように潜り込んでいくときに
水平だった海底の地層が折れ曲がったり切れて断層になったりしてできあがったものが
隆起したと考えられているようです。
屋久島環境文化財団(http://www.yakushima.or.jp/)のFBによると、
リップルマーク、または漣痕(れんこん)と呼ばる、約4000万年前の波の模様や
ブンブクというウニの仲間が移動したあとの化石も見られるそう。
気付きませんでした!
生痕化石は平内の港など他にも見られる場所があるそう。
4000年まえではなく、4000万年前ってすごいですよね。
wikipedia 地球史年表 によると、4000万年前−3000万年前は、
真猿下目の狭鼻下目(旧世界ザル)と広鼻下目(新世界ザル)が分岐した。一説では、当時のアフリカ大陸で大きな洪水が起こり、倒れて流された大木に乗った真猿下目のサルが当時それ程広がっていなかった大西洋を越えて南アメリカにたどり着いて広鼻下目の祖先となった。
違う地球史年表によると
4000万年前
ドレーク海峡誕生
南極周回海流成立。
南極に小規模な氷床誕生。
ハワイ-天皇海山列の屈曲
プレート移動速度の低下。
だそうです。
見学の際は、
シーサイドホテル屋久島(0997-42-0175)にお問い合わせください。
現在、改装工事中で、ロビーからは見学に行けませんが、
外から回れば見ることができます。
2021年01月16日
家に入ってきた小鳥
台所の方から、バタバタ聞きなれない音がするので、
何事か?と見にったら、
小鳥が部屋に入ってきて、慌てていました。
出してあげようと、窓を全開にするも、
動揺しているのか、気付かず、
同じ壁から壁を行ったり来たり。
私も小鳥も部屋の中を右往左往。
しばらくして、勢いよく窓から外へ出て行きました。
ほっ。よかった。
◎
目の横に一直線の線が有る小鳥。
ウグイスかなぁ。
2021年01月15日
『屋久島で使える 手作り図鑑 -樹木214種 見わけのポイント-』
『屋久島で使える 手作り図鑑 -樹木214種 見わけのポイント-』一冊 2,500円(税込)
◇見開き2頁で1樹種を紹介 カラー428 頁
屋久島レクリエーションの森協議会で購入できます。
宮之浦の事務所か、屋久杉ランド事務所で販売中。
なかなか、宮之浦や屋久杉ランドに行く機会がなくて、なかなか購入できないままでしたが、
昨日、やっと宮之浦で購入。
大変見やすく、勉強になります^^
この本を見て、色々木の名前を覚えてゆきます。
ヤクシカが好きかどうかも、屋久島ならではの表記ですね。
林野庁九州森林管理局屋久島森林生態系保全センターで編集
林野庁の許可を経て増刷・販売。
◎
説明より引用。
職員がこれまで撮りためた写真をもとに作成した手作りで、
樹木の見分け方にポイントを置き、
木々をあまり知らない人でも葉のつき方や形などから
見分け方の手がかりが掴めるように工夫されています。
また、屋久島で主に見られる場所や標高、花期と結実期、名前の由来、主な用途、
ヤクシカが好きな樹木か嫌いな樹木かなどを掲載してあります。
島内の図書館、島内の高校、中学校、小学校(全 15 校)に配付されています。
問い合わせ先は
屋久島レクリエーションの森保護管理協議会事務局
〒891-4205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦 1593
0997−42−3508
http://y-rekumori.com/
2021年01月14日
女郎蜘蛛のオスとメス
女郎蜘蛛のオスとメス。
大きい方がメス。
小さい方がオスです。
すごい体格差ですよね。
女郎蜘蛛は目が悪いので、巣にかかったものなら何でも食べるそう。
それは、女郎蜘蛛のオスも含まれます。
うっかり近付くと、メスに食べられてしまうので、
微妙な距離を保っています。
メスが捕食している間に、交尾を試みるそう。
まさに命がけの交尾。
なぜ、こんなに体格差があるんでしょう?
少し調べてみると、
『雌は産卵専用(栄養を蓄える必要があり、移動の必要がない)』
『雄は精子運搬係り(体が小さい方がより移動できる)』だからという説明もありました。
自然界の不思議の理由をたどると、
「いかに子孫を残すか。」
結局、そこにたどり着きますね。
2021年01月13日
久しぶりに出会えたハヤブサ
久しぶりにハヤブサに出会えました😃
ハヤブサ(隼、鶻、鸇、Falco peregrinus)
ほぼカラス大の大きさ。
岩が多い海岸で、ハヤブサに気付かれず、
すごく近くで見ることができました。
感動。かっこいい、、、、。
ハヤブサのメスとオスの違いはからだの大きさ。
オス(42センチくらい)の方が小さく、メスの方が大きいそう(49センチくらい)。
性格も違っていて、オスの方がおっとりしている個体が多く、
メスの方は気の荒い個体が多いとのこと。
単体で見るだけじゃ、見分けは難しいですね。
ハヤブサ 風に煽られて体制を変えているところ。 屋久島 yakushima
ハヤブサ、なんだか好きな鳥で、出会えると嬉しくなります。
古代エジプトの、ハヤブサの姿あるいは頭部を持つ天空神ホルスの両目の話も好きです。
太陽と月は、天空神ホルスの両目というもの(「ホルスの目」)
2021年01月12日
高平の海岸の洞窟と亀岩
久しぶりに高平の海岸の洞窟を訪ねました。
やっぱり迫力がありますね。
響く波の音も、入ってくる光も神秘的です。
屋久島 高平の海岸の洞窟
そして、近くには亀岩と言われるウミガメそっくりの岩。
足元が滑りやすいので、滑らない靴で行くことをおすすめします。
「屋久島一周 里のイラストマップ」田中ミエ・絵と文 生命の島刊
にも記載されています。
この本、とっても丁寧に調査、制作されていて、素晴らしいです。