2021年01月08日
鬼火焚き
昨日は、平野地区での鬼火焚き。小雨降る中、無事行われました。
竹などで組まれた櫓の上部に、凧のようなものに描かれた鬼の絵を掲げ、燃やします。
鬼火焚きは、正月飾りについてきた悪霊(鬼)を追い払う鹿児島地域の伝統行事。
鬼(悪霊)を退治し、地域の災害防止、無病息災を願う意味が込められています。
数え年7歳の子どもが火を入れます。
今年は三人。
鬼火焚き 平野 屋久島 yakushima
爆竹、竹、バチバチの木などが爆ぜる音が響き、迫力満点。
火と音の力すごいですね!
◎
残り火で、「バチバチの木」(海岸近くに多く生えているウバメガシ)の枝を燃やしたものは
持ち帰って玄関先に飾ると、1年の魔よけになるといわれています。
◎
鬼火焚きは、各集落ごとに行われ、微妙に櫓の作り方が違ったりしています。
また、夜には子供達が各家庭を回る「祝い申そう」が行われる地域も多くあります。
平野集落は、子供が少なく祝い申そうは行われていません。
去年の記事 →2020年01月08日 祝い申そう 栗生の祝い申そうです
各集落によって歌が違います。