2009年12月27日

老人クラブの忘年会

春牧区の老人クラブの忘年会はクリスマスイブ(12月24日)に春牧地区福祉館で行なわれました。
ジングルベルのメロディーに乗って参加者の前に現れたのはまだ昼なのにサンタクロース、参加者に「サンタさんは誰なのか」明かさないまま会場の舞台前に大きなカラオケセットをプレゼントしました。
1デュエット1.JPG

牧の老人クラブは90歳以上の2名を含め対象となる71歳以上の人が総勢61名、屋久島の皆さんは農作業などで体をよく使うのでまだまだ元気、3/4以上の人達が催し物に参加していました。
鹿児島へ出張など、仕事を理由にした欠席者が少なくとも4名(分る範囲)もいたのことには驚きました。
そんな事に驚くなんてと皆さんに云われるかも知れませんが、我々都会組の同年輩にとっては羨ましい限りであり、屋久島の方々が何故元気に過せるのか秘訣を知りたいものです。
2ユキエ姉さん1.JPG

大きなカラオケセットが目の前にあると、開催者の挨拶も上の空で、皆さんは日頃鍛えた喉(のど)を聞かせたいようで、忘年会が一刻も早くの始まることを待ち焦がれているようにも思えました。
会長さんなどの挨拶が終わると、皆さんそそくさと準備された昼食や飲み物などで腹ごしらえを済ませて、待ってましたとばかりに得意歌の申込みに進行係へと殺到したことはやはり予想通りでした。
ご自分の曲が流れると該当者は大勢の面前で歌を披露(ひろう)できることにご満足なことが表情からも読み取れます。
歌が進むにつれて会場の聴き手もハミングなどしてカラオケに加わり、歌い手・聴き手の間に一体感が生まれて、歌手にも自然とジェスチャーが入り、皆さん会合の楽しさを全身で見事に表現できるものだなあと感心しました。
3アコーデオン1.JPG

披露するのは歌だけではありません、アコーデオンが持ち出されて、奏者曲を弾(ひ)き出しました。
弾く曲名は懐かしい歌からアランドロン主演の太陽が一杯などのモダンなものまで幅広いジャンルの曲の演奏です。

やがて会場はまるでカラオケ大会みたいな盛り上がりをみせ、歌い手に近付いてデュエットを一緒に歌う方もいます。
時間は知らぬ間に過ぎてしまうと、進行係から宴会の時間制限が提案されても仕方のない成り行きでした。

そうなると、「この人の「熊毛小唄」を聞きたい」と皆さんに指名される方がおりました。
彼は快く引き受けて歌い始めますと、五木の子守唄のように熊毛小唄(今でも屋久島に伝わっている民謡)をバックミュージックなしに、メリハリのある節回しでの披露です。
4踊り1.JPG

それだけでなく台詞を何も観ずにすらすらと、何とも云えない島独特の節回し、それに乗せられて一人二人と踊り手が廻りに集まって気持良さそうに踊りまわるではありませんか。
会場は締め括りを向かえてクライマックスに達し、新宿の芝居小屋に踊りを見に行った時のような感じを受ける圧巻な芝居見学気分のようになりました。
この様に旅情を擽る(くすぐる)小唄は、遥遥(はるばる)とご当地まで来て、この様な機会に恵まれない限り聞けない、聴けてよかったと思わせる島小唄でした。
ごひいきの踊り手にご祝儀が出されても可笑しくない、私をそう思わせるほどの参加者の乗り具合には感心させられました。
5万歳.JPG

残念ながらお開きの時間となり、一番座を盛り上げて方が終りを告げる万歳三唱となり、参加者たちも名残惜しそうに万歳を三唱して今年の忘年会は幕を引きました。
不思議な縁でこの会場に入ることができて、私も思いがけずに忘年会を楽しむことができました、皆さんのお元気な姿をまた来年も拝見できることを願っています。
                            (KK・アセビ)
 
posted by パイン at 06:25| 鹿児島 | Comment(0) | TrackBack(0) | KK・アセビ の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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