2010年01月03日

心を豊にするボランティア

しばらく途切れましたが環境文化村センターの催し物に関して記述させて頂きます。
この建物は自宅から徒歩圏内にあり、動植物など自然に関する書籍、地球大紀行など大自然紀行もののDVDが保管されているので、よく散歩がてらに行っては図書館代わりに利用しています。
1環境文化村.jpg

このセンターは毎年一回(9月中旬頃)全国に向け呼びかけてボランティア活動を開催していますが、今年は「豊な心を育む〜ボランティアの集い」の活動を催したので研修会に参加しました。
参加者の多くは心待ちにしていた屋久島の自然に接するエコロジー・ボランティアの案内を新聞などの片隅で見付けては遠路遥遥とやってきた人たちでした。
2草刈.jpg
活動の主旨は、屋久島に集ることで4つの出会い@(「人との出会い」A「自然との出会い」B「常識との出会い」C「自分との出会い」)を体験することで、さまざまな出会いと発見が共感と感動を呼んで、豊な人間性を育んでいくことをモットーにしているとのことです。初日は、屋久島環境文化村センターとうみがめ館で、自然について基礎的知識な講義を受け、屋久島の概要を理解させてくれました。
3ゴミ拾い.jpg

その後、うみがめ産卵場所に赴いて、遮光林*1の周辺にすぐに生い茂る雑草の草払いと浜に漂流するプラスチックや漂流木などゴミを拾い集めることで浜辺の清掃手伝いの体験です。
携帯トイレ.jpg

翌日は、早朝(AM4:45)登山口のバス停に行き、荒川登山口行に乗り込む縄文杉登山客に向けて携帯トイレのキャンペーンを登山客少なくなるまでの凡そ2時間半ほど行ないました。
キャンペーン活動でどの程度登山客に役立つのか不安でしたが、登山客達はエコロジーに理解を示す方が多くて、我々の呼びかけに反応も中々あって、皆さん遣り甲斐を感じる活動となりました。
直ぐに、我々も登山客の後を追って縄文杉登山の途中にある小杉谷村跡に赴いて朝食を取ってから、植栽石楠花*2の管理(雑草獲り、シャクナゲ苗の数をチェックして番号札を付け肥料を与える)を行ないました。
このように世話をしてみると、山へ移植後の順調な成長と開花した姿を見たい気持が育まれてきます。
午後は集合地に戻り「ワークショップ」(出会った人々と心を通わせる体験学習)を受け、参加者たちと心を通わせる体験学習、テレ半分で参加すると意思疎通によい方法であることを感じ取ることができました。
5蜜蝋.jpg

夕食会は関係職員の方々・我々をサポートして頂いたボランティア者達(島民)も参加して我々参加者たちを交えた交流会が夜遅くまで(皆さんの気が済む時間まで)行なわれました。
夕食を準備された方は私の近所の方、地産の食材と調理法の説明を聴き食べるのも中々楽しいものでした。
最終日は、自然の森公園で開催される森の祭(エコロジーに配慮し舞台は間伐材を利用、ライトは蜜蝋製キャンドルを公園内に並べる)の紹介を受け蜜蝋キャンドル作り方を習いました。
皆さん器用にエコロジーのイメージを形に表わし、芸術的なキャンドルが沢山出来上がりました。
5座学.jpg
研修の締め括りは参加者が活動に参加した後の感想を報告しあって解散となる体験学習でした。
参加者数の殆んどは県外組、大量の流木が鹿児島を中心に流れ込みトッピーが欠航したため、参加者は募集20名に対し11名になりましたが、それだけに中味の濃いものとなりました。
その構成は、大学生(含大学院生)3名、ボランティア・マニア6名、エコロジー専門家1名と20〜30歳台で、高齢者は好奇心旺盛な私にとっては40年近いタイムスリップでの参加となりました。
活動体験はよかった、若い参加者たちが述べるボランティア活動で得た体験談や発見を若人の目線で捉えて語りかける姿で、40年前、我々が生きた時代と重なる思い出となりました。
我々の時代は人工衛星が宇宙を飛び、新幹線が走り、万国博覧会開催に月面到達など等多くの飛躍があった反面、オイルショックや湾岸戦争など便利さを求めた反動も沢山起りました。
皆さんの話を聞き、今の若人達も時代は代れども求められるエコロジー問題を真剣に捉えて真正面から立ち向いあるべき姿を追求する熱い姿勢は何時の時代でも変わらないと感心させられました。
屋久島で今回出会った多くの人たちと感動、それに伴い新しい視野や目線(物事の捉え方)の広がり、それらの可能性に確かな手ごたえを感じ取れた充実感が溢れる数日間となりました。
*1遮 光 林: 産卵に上がるうみがめを狂わせる灯台、船舶、車等の光から護る浜辺の保護林。
*2石楠花植栽: 登山者の急増などが要因となり減少する石楠花を守るために苗木を植栽する。
posted by パイン at 08:12| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | KK・アセビ の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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