2010年01月29日

メコン川の流れ(ミャンマー・マンダレー)

屋久島には島の農業経験を海外に目を向けて、海外旅行を楽しみながら食文化を体験して屋久島に参考となるようなフルーツ、花木、香辛料などの栽培に役立てている人たちがいます。
その人たちの話に耳を傾ける内に私もその面白さに刺激されて、彼らがよく行く地域の旅がしたくなり、メコン川近辺の旅に出ましたので、最初は川の上流に位置するミャンマーについて記載します。
この国は歴史に強みを持ち、文化遺産が蓄積されている地域が沢山ありました。
その最たるものの一つが、ミャンマー最後の王朝がありミャンマーの中央に位置するマンダレーにあり、現在第2の主都になっている地域です。
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マンダレーに着いて平原を眺めると山側に絶壁状に聳える信仰の聖地、ホッパー山が聳え立ち、山頂にはナッツ信仰寺院が正に天空に建てられているので、参拝を決めました。
ホッパー山を目指すとエーヤーワディー平原の風景は日本と異なるサバンナ、ラワンのような木々が立ち、木と同じ形のサボテンも混じり、大地にはアクセントのある草花も目立ちます。
山の麓に辿り着き、寺院までの階段を千段以上登ったでしょうか、やっと寺院に辿り着く頃には日も傾き、目も眩む360度の大パノラマの地平線に夕日が沈み、無数のバゴダ(仏舎利塔)が建ち並んでいます。
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山頂から眺める大草原にその数約3千4百のバゴダが点在する光景は、仏教のメッカであるミャンマーの荘厳さに何とも云えない感動を受け、しばらくの間、無言のまま夕日の地平線に見惚れていました。
翌日は目ぼしいバゴダの巡礼、建物は全て東西南北を向き、正面には大きなお釈迦様、一周すると各々の方向でお釈迦様が置かれていますので、4回の参拝をすることになります。
バゴダのお釈迦生には信者がお参りすることで色々な特徴がありました。
お参りするとき貼り付ける金箔が重なり金塊のようになったもの、金箔が貼り過ぎとなり形が丸くなってしまったもの、傍に世界最大の石版が置かれているもの等など。
首都ヤンゴンには世界最大となるシュエダゴン寺院、建設されたのは今から2500年前とのことですが、時代の経過とともに大きくなって、現在の高さは約100mと見上げるほどになっています。
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更に数km離れた所にはテレビでも紹介された巨大な寝釈迦像(60〜70m)が収められているチャウタッジー寺院やヤンゴン市内の目印になる広大な敷地を有するスーレー寺院などさすがに仏教都市です。
マンダーレやヤンゴンなどの仏教文化遺産を巡ると観光立国を旗印にしている国だけに色々な民族衣装をまとった子供達(小学校へも行かずに働く)が集まってきて人懐っこく土産物を売付けます。
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子供達はすれていなくてごまかすことはしませんが、商魂は逞しく、観光客の大人たちと云えども落とし所を捉えるとネゴ交渉に決して遅れを取らないなかなか手強い相手でした。
中には目ぼしいと目を付けた観光客のバスの行く先々を事前にキャッチして追い駆けをする子供、英語・西語・中国語・仏語など6ヶ国語を覚えてしまい何処の国の人でも対応できる優れものもいました。
学校にも通わずに大人を相手に商談を通して育っていくミャンマーの子供達に親しみを感じ、日本の子供達もこの様にして育つ彼らに別の面で教えられることが多いようです。
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イラワジ川の風景を見ながらで食べたミャンマー料理は隣国のインド料理の辛さと中国料理の脂っこさの両面のいいところを併せ持つもの、魚料理を中心にさっぱりしたものが主な料理でした。
これらの料理やサラダに好みの香辛料をかけて味わいますと、ラム酒が食欲をそそるのか、ボリュームのある料理なのに何時の間にか食べてしまっていました。
仕上げはコーヒーを始め、ビール、ココナッツ、ジュース類、果物はスイカ、現地ナシ、イチゴ、ブドウ、ドリアン、アボガド、ザボン、パパイヤやマンゴウと切りがありません。
熱帯の色々な食材を味わいながら発見できる旅のスポットでした。
posted by パイン at 08:55| 鹿児島 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | KK・アセビ の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ポッパ山は、マンダレーではなくバガンから行ける観光地です。
「バガンに着いて・・・」の間違いなのでは?
Posted by 元マンダレー在住者 at 2013年06月18日 10:12
御紹介ありがとうございます。

子供達の素直さ、大日本帝国時代の先輩方の時代の様ですね。もっとも、大変な時代の変化と戦時下で様々な事が有った様ですけれど。

>すれていなくてごまかすことはしませんが、商魂は逞しく

台湾人の売り子さんには、そんな感じの女の子が結構居るそうで、微笑ましいですね。

>日本の子供達もこの様にして育つ彼らに別の面で教えられることが多いようです

その様に思っていらっしゃる方がいらして、久々にホッとしました。
尊大にならない様に、いつでもどんな事や人からも学ぶ姿勢をという御先祖様伝来の教えは、とても尊いものだとしみじみと思いました。
Posted by Nao at 2014年07月29日 01:07
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