2010年07月25日

屋久島「エラブ八景」南東地域

今日は島の東側の山岳地帯を回る厳しいルートなので余裕をみて朝の6時半に起きました。
昨夜は湯向温泉でゆっくり汗を流したので目覚めは良く、天気にも恵まれて晴天です。
朝食を取ってから7時半、島の東側山岳地帯にある活火山古岳の火口を目指しました。
湯向からは山岳が目立つ通り傾斜13度前後もある坂道、朝でも日差しを受ける暑さを受けると汗が滝のように流れる上にリュックの重さが加わると息が切れて意外に厳しいものです。
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民宿の方がくれた2gペットボトルの氷も解けていくのが分るほどの速さです。
日射病に気をつけながら木陰に止まって小まめに水分補給を繰返すうちに周りの眺望が次第に開け、照葉樹林帯から古岳の山頂が次第に姿を現しました。
間もなく七釜登山道入口に着きました、名前の由来は硫黄生産のために七つの釜があったからです。 
ここはかって、硫黄生産のために形成された集落があって40戸前後が住んでいましたが、昭和8年、9年に起きた新岳の激しい噴火で廃村になってしまったとのことです。
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登山道は照葉樹林帯で登山道はありませんが木々の枝には小まめに登山ルートを示す赤いテープが結び付けられているので、一人で登っても道を間違えるようなことはなくて安心でした。
最初の500mまでは鹿が身近を走り回っていて比較的緩やかな道でしたが、500mを過ぎると急勾配になり木の枝を掴み体を持ち上げて登るようなところも幾つかありました。
900m付近からは海抜が高いためか木の背丈が低くなり、ルートの目印は急な道を避けるかのようになだらかな道に、日差し強く降り注ぎましたが、幸い雨に備えて持参した傘が役に立ちました。
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やがて木も生えなくなる高山植物地帯になりましたが、ここでも幸いなことに今年はさくらツツジが絨毯のように咲き残っていて、足の疲れを吹き飛ばしてくれました。
頂上に近づくにつれ礫石の割合が多くなってゴロゴロと足に絡む地面に注意しながら登っていると斜面が途切れたので、その場所に登り着いたら、そこが古岳の火口でした。
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火口の直径は50mほど、火口内には黄色いガスと硫黄の臭い噴出され、附近に漂っていました。
かっては、ここで硫黄を採掘していたはずですが、今ではその採掘跡も残っていませんでした。
帰りは下り、日差しも厳しく感じないうちに森の中に戻ったので思ったより楽な道程となりました。次の目的地は火山岩塊など変化に富む海岸の眺めを求めて古岳東麓、自転車では山越えにも劣らない急勾配の道を体力が消耗しないように日陰に休憩を求めながら2qほどの登り道です。
屋久島からは遠くに見えた口永良部島でしたが、眺望が開ける場所での左手を見ると、こちらからは屋久島が間近に大きく広がっているのを眺めているうちに目的地の古岳東麓に着きました。
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荒々しい断崖絶壁の海、間近に浮ぶ屋久島、古岳東麓の風景は大自然の力強さを感じます。
今日最後の目的地である古岳西麓は山岳の等高線に沿った道を西へ3q強、古岳東麓とは異なる楽な道程、自転車は山道を順調に進んで目的地に辿り着くことができました。
古岳西麓の海の眺めは霞んでいてトカラ列島の島影が見えませんが、その分太平洋の大きさが強烈に強調され、その大海に沿って口永良部島の断崖が綺麗な広がりを見せてくれました。
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後は本村港へ行くだけ、4km強の道程は下り坂、ブレーキを掛け続けた自転車は充電がされ通しだったようで、心配した蓄電池容量も出発時点に近い容量に回復をしていました。
本村温泉で汗と疲れを流してから夕食にしましたが、今回も沢山の料理をビールを片手に食べましたが、今回も民宿の方の心が籠もるおもてなしを受け、ご機嫌に眠りに着くことができました。
posted by パイン at 22:15| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | KK・アセビ の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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