2010年07月31日

屋久島「エラブ八景」西部地域

屋久島「エラブ八景」巡りの最後は口永良島西側(ヒョウタン形の小さい方)3箇所の巡りです。
朝7時半に本村を出発して分かれ道を左折(西へ)すると、後は、番屋ヶ峰越えをして「エラブ八景」の一つである島の西端岩屋泊海岸まで下りの1本道です。
山道は東部山岳地域ほどの厳しさはありませんが、曲がった笹竹や小枝が行く手に落ちていますので、スピードを落として前方を注意しないと乗り上げて思わぬ衝撃を受けることがあります。
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途中、梅雨時に降ったドカ雨の影響で、道の崖が崩壊している箇所が目立ちます、暫らく進むと道が突然左折すると穏やかな入江を持った岩屋泊の海岸が広がりました。
海辺に近づくと浜辺に向う竹林の道が急傾斜となっているので、帰路を考え自転車とリュックを置いて水筒とカメラと手拭い(海水浴用)だけの身軽さでとなって徒歩で進みました。
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目の前に青く果てしなく広がる水平線には靄が掛かっているようで、硫黄島は目の前に浮んでいますが、九州鹿児島の開門岳までは残念ながら望めませんでした。
浜辺は穏やかで広々とした遠浅の海岸は海水も透明で足元がよく見えていて人っ子一人いないのでまるで浜辺全体を一人で借り切った裕福な身分になった気分です。
ここは東シナ海の荒波がもろに押し寄せる南海の浜辺、監視人もいない海水浴場に一人で長居すると危険もあり得るので、次の目的地である番屋ヶ峰へと向いました。
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八景の一つ岩屋ヶ峰は口永部島西部(小さい方のヒョウタン)の横断道から北の小道を登ったところ、ヒョウタンのほぼ中央に当たる山の頂上付近にありました。
頂上は電波塔やかって利用された建築物がありますが入れません、北側しか眺望が開けていませんが山越しに東シナ海の眺望は素晴らしく、硫黄島と思われる島影がぼんやりと見えました。
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ここから八景の最後となる新村までは島の急傾斜に沿った道を南へと下ることになります。
横断道から海側に向うと斜面状に広がる山肌の草原には黒牛が草を食む光景が至る所で見られますが、更に南へ進むと牧場の南端である海側は切り立った荒々しい海蝕崖の景観が望めます。
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海蝕崖に沿って進むと草原の道は照葉樹林帯に入ると、森の奥まった木陰に何時の時期に建てられたのかひっそりと新村開拓120周年の記念碑がありました。 新村のイメージから最近に開拓されたと思っていましたが、相当昔の集落のようなので明治の人たちが開拓した当時にそう名付けて呼んでいたのでしょう。
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これで口永良部島を殆んど回り、エラブ八景も巡ることができました。 切り立つ断崖の荒々しさは屋久島同様ですが、島の地層や植物相は屋久島と異なっていることもよく分りました。
帰り船を待っていると島の方が家にお茶でも飲みにおいでと声を掛けてくれたので、言葉に甘え戻りのフェリーが本村港に着いた汽笛の音が聞こえるまで島の生活振りを伺っていました。
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船の中では宮之浦へ行く先生と一緒になりました、島にはやはりヒョウタン留学生が勉強しているのでいらっしゃいとのこと、エラブ大コウモリも飾っているとのことです。
次回は水平線の彼方が見える時期を選んで、沖合いに浮ぶ島影を見たいなと考えています。
posted by パイン at 08:38| 鹿児島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | KK・アセビ の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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